BLOG|#1 衛星

なぜか星に惹かれる節がある。
なんというか、絶対に手が届かないくせに、そこにあることだけはわかっていて、
にもかかわらず見えているのはずっとずっと昔の光だっていうんだから、手に負えない。
音楽に似ているなぁと思う。
でかいステージとか、大勢の観客とか、バズって何万、何十万になっている再生数とか、
おおよそ自分ではもう手に入らないんだろうなぁなんて思うもののくせに、
外を歩けばどこにでも流れているし、家でYouTubeをだらだら見ていても聞いてしまうし、
挙句の果てには頭の中で鳴るんだから、それこそ手に負えない。
貴方にもあるだろうか。
手に入れられそうで、どうも手に入らないような何かは。
こうやって目に見えるような場所につらつらと書くこの言葉も、
自分の気持ちのようで、何処か他人のような感覚にもなる。
いずれ消えてしまうだろうな。
幾ばくかのパラメータの集合体でしかないこの文字も、感情も、ずっとは残ってくれないけれど、
あと、どれぐらいかわからない死ぬまでの終わらない答え合わせが、どうか続きますように。

